専有部のリフォームで起きた設備トラブル解決策

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専有部のリフォームを行い、エアコンの位置を変更したため感知器(差動式感知器)にエアコンの風(熱風)が当たるようになり、感知器の誤発報が多発した場合のケースについて。

その対応策として、現状の感知器が差動式感知器であれば、定温式感知器に変更することにより誤発報が軽減できる可能性が高いです。

ちなみにそれぞれの感知器の特徴は下記の通りです。※消防署への届出が必要となります(設置届だけで可能)。

●差動式感知器

急激な温度変化を感知します。ドーム状の感知器の内部で、熱による空気の膨張を利用し火災を感知しするという仕組みです。

●定温式感知器

一定の温度になると反応します。感知器に鉄板がついており、この金属が熱により変形することで作動するという仕組みです。

もう一つの対応策として、差動式感知器の場所を移設するという方法があります。

工事には別途費用が必要で、消防署への届出が必要となります(設置届だけで可能)。

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